こんばんは!
CLAUDE monet AVEDA 渋谷ヒカリエ店
店長の福隅亮介です。
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『らしさ』って、時に自分の立ち位置を決めつけてしまうことがあるって思います。
何かを計画して実行する時や、表現する時など
何気なく使ってしまうもので、
しかもかなりのパワーワード。
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自分の殻をやぶりたい。期待をいい意味で裏切りたい時こそ、『らしくない』人でありたいものです。
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美容師の世界では
自分の個性を出すことで、キャラクターが立ち、
特化した『らしさ』それが美容師としての『売り』に繋がると。
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もちろんそれは間違ってないと今も思います。
ただ今回の話は、逃げ道にある『らしさ』って言葉の話。
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僕は美容師として、
自分らしさを追求して作品を作ったりしてきました。
がむしゃらにクリエイティブ作品やサロンワークでヘアスタイルを作っていく時は、人からの評価よりも自分が良いって思えるものを作ろうとやってきました。
そんな中、作るヘアスタイルや作品を見てくれている人が
『なんか福隅君の作品って、ぽさがあるよね?』
って言ってくれたことがあります。
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そう言われた時は素直に嬉しかったですし、これが僕らしさなのかもって発見があったものです。
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そう。
そのぽさってものにその時までは気づかずに作っていたんです。
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けれど、長年続けていくと
悩んだり困った時に、どこかその『僕らしさ』と言われている部分に寄せている自分に気づくわけで。
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いわゆる安パイを目指すような自分の思考が産まれてしまうんですよね、、、
知らず知らずのうちに、計算した『自分らしさ』ってものに頼ってしまうんです。
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夢中には勝てない。と言葉にもありますが
『らしさ』を取っ払って
冒険をすることで、何かが産まれたりするのかなってふと思いました。
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マインドリセット。
意識してみよう。
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今日はそんな事を考えております。
ではまた明日ー!